(IIDとは、IKEJIRI INSTITUTE OF DESIGN の略で、池尻にある廃校をリノベーションした、クリエイティブオフィスの集合体&地域住民のためのギャラリー・ワークショップスペースです。)
4月の各土曜日を利用して、毎週有志で作業を行い、畑が出来ました。以下に作業の様子を公開します。
①まず屋上の床をキレイにして、防水&植物の根から床を守るシートをひき、その上に屋上緑化用のマットを敷いていきます。
マットの中の土に直接植物を植えると、芽が出てきます。
②今回はクレアテラさんに苗もご用意いただき、それをマットに植えていきます。
ミント、バジルなどのハーブ系から、落花生などの豆系、ミニトマト、イチゴ、すいかなどの実がなるものなど、たくさんの種類を植えました。種類と量が面積に対して多いのですが、これはまだ実験段階なので、今後経過を観察して対応していきます。
スクーリングパッド農業ビジネスデザイン学部の学部長、永島さんもご参加くださいました。
③あとは定期的に水をやるだけです。でも、実はそれが一番大変です。屋上は水圧が弱いことが多く、ただの水やりだと思うことなかれ。毎回やるのはかなり大変です。
↓でも、ホラ、この写真、もうなんだか畑の感じバッチリじゃないですか(写真の中の人物がそれっぽいから)? 屋上に突如畑が出現した感じです。手前の部分は芝生にします。
今回は、ショーケース的にもう1社、マサキエンヴェックさんにもご協賛いただきました。
マサキエンヴェックさんは、各メディアにも取り上げられる大規模プロジェクト(松屋銀座、北千住ルミネの広大な屋上など)をやられています。
↓写真の土は、ルーフソイルという屋上緑化に特化した土で、素晴らしい保水性とやわらかさを持つ土で、それを芝生と菜園にします。
こちらはすごくしっかりした「土」なので、やはり手触りもよく、実際に地面で土を触っているような錯覚を覚えますし、野菜などを育てるにはやはりこういった土の方が向いているのですが、一方でやはり重量があり、建物の構造計算をしないと大規模導入は難しいという側面もあります。
そこで、今回は面積は大きくありませんが、2社の屋上緑化業者さんにご協力いただき、「とにかく気軽にできる」ということを多くの人にわかっていただけるショーケース的な形で行っています。
この屋上は、4/29にIIDで開かれる「Greenday」という緑に親しむイベントで一般開放します。
ペットボトルを使った菜園のワークショップなども開かれるので、是非足を運んでみてください!