2010年5月29日

5/29の開業日記 黒板づくり。

物件の中はだいぶお店らしくなってきましたが、また物件の中を工事現場に戻す仕事がやってきました。

黒板設置です。設置と言っても、こういうペンキを既にある棚などに塗布する作業です。こういう商品があること自体、この作業をするまで知りませんでした。


関係がある部分に養生をしてから、塗っていきます。



カウンターをぐるりと囲む形です。


他にも、入り口近くの柱にも塗ります。これを塗るだけでどこでも黒板になるなんて、なんだか不思議な感じがします。


塗って、ヤスリをかけて平らにして、また塗ってを繰り返して、一応キレイに塗れたので、最後に養生をとりました。これでまた少し店らしくなりました。


このペンキは今までのよりもさらにネバネバしていて、塗るのに本当に苦労しました。においも結構きついですし、ハードなミッションでした!

2010年5月28日

5/28の開業日記 思わぬトラブルが。。

本日、無事保健所の検査を通過しました!!!

とにかく鬼のように掃除をしまくった甲斐がありました。。。一安心です。

いよいよ店づくりの段階から開店に向けての準備の段階に入って行きます。


しかし、そんな嬉しい出来事と同じ日、全く想定してなかったことが起こってしまいました。

正面のガラス、前の物販店のものがそのまま残っていた大きくてキレイなガラスだったのですが、磨こうとした瞬間、ヒビがパリパリと入ってしまいました。。。

すぐにガラス屋さんに問い合わせをして、見積りをしてもらいましたが、意外な出費になりそうです。。もちろんお金がかかるのも痛いですが、なるべく古くて良いものは残して使いたいという思いがあるだけに、そういう意味でも結構痛いです。。。

やはり想定していないことが起こりますね。負けずに頑張ります。

2010年5月27日

5/27の開業日記 こんなに大きくなっちゃって。。。

今までの地味な準備がついに実を結び、プロの工事が一気に入って出来上がってきています!

カウンターやメイン照明、キッチン内の什器もどーんと。


収納スペースが少ないので、天井から吊り戸棚をどーんと。


アクセントとなる客席の照明も入っています。(ちなみに店内の照明はトイレ以外は全て調光可能にしています。色々なイベントに対応できるように。)


椅子も続々と搬入されています。

レジカウンター兼・物販スペースも出来ています。


これまでずっと優しく見守り、育てていた我が子が、急に大きくなって大人になってしまったような寂しさすら感じました(笑。

最近の最も分量の多い作業は、保健所に備えての「掃除」です。もちろんペンキもまだ完全ではありませんし、まだまだやることは山積みです。

2010年5月26日

5/25の開業日記 ついに外看板に取りかかりました!

最近、思わぬところから店作りを邪魔されています。それは、「天候」です。

これまでの記事にも書いているように、ペンキなどはいきなり塗って完成ではなく、「ヤスリかけ」→「パテ入れ」→「再度ヤスリかけ」→「ペンキ一度塗り」→「ペンキ二度塗り」という工程があります。

この過程で雨が降ってしまうと作業がストップしてしまうので、外看板がパテ入れをしたままずっと放置されていました。

デザイナーさんとの色の相談も落ち着き、晴れ間がやっと見えた月曜日、急いで塗りました!
ひとまず前の店の色(濃紺〜グレー〜黒の間のすごく雰囲気のある色です)を活かしています。


中にはついにカウンターが設置されました。


トイレの扉も新調しました!

いよいよです!

2010年5月25日

ワインを仕入れる予定のココファームに行ってきました。


記事にするのが遅くなりましたが、先日、いつも遊んでもらっているワインエキスパートの大滝さんとチーズラボのさのかなさんに連れていってもらい、栃木県足利市のココファームに行ってきました。

元々ツチオーネでもワインを取り扱っていたのですが、ワインの質にその社会性とあいまって、最近はすごく知名度もあがり、人気ですね。

今回はバスを皆でチャーターして、まずはワイナリーの頂上の部分から周辺を一望しました。


novoという非常に品質の良いスパークリングワインで乾杯します。こんな良い環境で乾杯できるなんて贅沢ですね。





ワイナリーには色んなところにこんな風にちょっと休める場所があって、すごく素敵でした。



タンクなんかも見せてもらって、ワインが出来るまでをおさらいできました。




ワイナリーの中にはかなり大きなレストランエリアがあり、外で気持ちよい風を感じながらワインが楽しめます。

今回は中東とかの砂漠の中にありそうな真っ白い大きなテントの中でランチ&ワインのテイスティングでした。


ワインの種類、量ともに盛りだくさんで、のめきれなかったくらいです。


こちらが葡萄畑を下から一望した写真です。葡萄畑の斜面は恐ろしく急で、収穫祭の時に酔っぱらって坂を転げ落ちる人がいるのも納得です(笑)。


最後にワイナリーの歴史についてのビデオを見せてもらいました。

1950年代で、まだ知的障害のある方への偏見などが強く、社会での生きづらさが否応なく存在する状況の中で、社会から隔離するのではなく、障害のある方の親も子も含めて一つの家族として共に生きることができるコミュニティをつくろうとしたという点で、すごく進んでいるなと思いました。

しかも、葡萄の収穫や選定など、働く人の得意なことを活かした仕事を行い、質の高いワインを生産しているのですから、思想に基づいてきちんとしたアウトプットがあるというのは本当に素晴らしいです。

次は収穫祭に是非行ってみたいです!

2010年5月24日

5/23の開業日記 色付け。

これまでベージュと黒がメインの色だった店に、ポイントとして色をつけていきます。

まず午前中は、入り口からも見える奥の壁に赤錆〜オレンジ形の色を。


こういう不完全な状態も、これはこれで海外のギャラリーみたいな壁で好きなのですが。

何か考えているクリエーターみたいな写真ですが、とにかく濃い色はムラができやすく、困っている図です。


昼からは一旦作業を中断し、車を出してもらって厚木にあるオーダーメイド家具屋へ。倉庫をまるまる改装した店舗で、アメリカンな空気がむんむんしていました。ここでは元々椅子をいくつか買っていて、テーブルも見に行ったのですが、かなり高い価格でした。


その後川崎のテンポスに再度テーブルをチェックに行きましたが、あまり収穫はなく、テーブル探しは一旦暗唱に乗り上げました。。。

気を取り直してホームセンターでペンキグッズを購入。


帰って来てから色をつくり、トイレを勢いで塗って行きます。


さて、この勢いで塗ってしまった色はこのまま開店までいけるのでしょうか?それともデザイナーさんとの相談の中で違う色になってしまうのでしょうか?実はこのブログを書いている今の時点でもわかりません(笑)。

家具の配置などはお客さんやスタッフの動きを考えて、ある程度「これがいい」というものがイメージできるのですが、色は極端なことを言えばペンキ一つでどうにでもなってしまうため、決めるのがすごく難しいです。同じ色でも、人によって受ける印象も全然違いますし。試行錯誤の日々が続きます。

2010年5月23日

5/22の開業日記 店の顔をつくる段階に来ました。


いよいよ作業が急ピッチになっています。

この日はまず産廃業者さんに、今迄貯まりに貯まったゴミを持って行ってもらいました。ありえないくらいに店の中がスッキリしました。

音響をお願いしている小松音響さんも見に来てくれました。気にかけてくれていてすごく嬉しいです。


いよいよ店の顔となる外看板に手をつけるべく、まずはヤスリかけとパテ入れをしたのですが、天気予報によるとこの日の夜から雨ということで、いったんペンキはストップ。


一方、中はどんどん進めていきます。まずは今迄手つかずだったトイレの中を塗っていきます。ただでさえ狭いのに、大きくて立派なトイレマシーンを入れたので、作業しづらくて本当にすみません。。。


まだ工事をしていた厨房内も、電気系統などの目処がついたので、パテ入れをしてペンキを塗っていきます。


こちらも同じく手をつけていなかった入り口まわりを。元々は棚があった部分を壊してつくったスペースなので、パテ入れをして整形をしてからの作業です。


今回は新しいお手伝いの方もたくさん来ていただけて、久々に明るい時間に皆で楽しく(たぶん!)やることができました。持つべきものは素敵な仲間です。本当にありがとうございます!


古くからの友達、チーズラボのさのかなさんも差し入れを持って来てくれました。ありがたいです!

2010年5月21日

5/20の開業日記 ペンキ!次は壁!


翌日も、ひたすらペンキです。

この日は昼に一人友達が手伝いに来てくれて、壁用の養生もさらに完璧になり、またもや夜を迎えました。

まずは早くもいきつけになりつつあるすぐ近くの中華定食屋さん精陽軒で腹ごしらえ。とにかくガッツリ食べなきゃ動けません!


店に戻って来てさっそく作業開始。昨日の天井よりは塗るのが楽なのと、少し慣れて来ているのと、既に仕事で疲れているのが相まって、いきなりテンションがおかしい感じです。






すごくベーシックなベージュを塗るだけで、だいぶ雰囲気が変わりました。白熱電球の色味により黄系の色が増して、すごくあたたかい雰囲気が出ます。


夜中の3時前に友達がビールとお菓子を差し入れとして持って来てくれました!
この時既に疲労困憊でしたが、これで救われました。ありがとう!