予約がとりづらい人気店のらぼうですが、改めて行ってみました。
きちんと選んだ食材を、きちんと手間をかけて料理をして、きちんとした器に盛って、きちんとした接客で出すお店です。
調理方法はあくまで和食がベースですが、そこにこだわるわけでもなく、ポテトサラダみたいなメニューもありますし、お酒もシャンパングラスで出たりします。
肩肘はらず、リラックスした雰囲気の中で、「普通に」美味しい料理を食べる。店内は古民家カフェといった風情で、よく言えばシンプル、悪く言えば質素すぎるかもというテーブル/椅子。場所によると客席の間もかなり狭いです。
実は、料理やお客さんへの出し方という点ではかなりやりたいことに近い感じです。
一方で、このお店は客単価5,000円くらいで、やや「ハレ」、そしてあくまで「ゴハンを食べに行くお店」ですね。
自分たちのお店は、もう少しわいわいがやがやした「回転する」お店であり、「日常型」のお店であり、「ふらっと一杯だけ飲みに行ける場所」というのが提供価値になると改めて認識しました。
やっぱり他のお店を真剣に見ると、自分たちのやりたいことも明確になりますね。
2010年5月15日
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