2008年10月1日

エスニックグルメシリーズ VOL.2 トルコ料理 ヒラル


続いては、トルコ料理です。お店は渋谷のヒラルというレストランです。

ここは、日本のトルコ料理にありがちなイスタンブール系の料理ではなく、東側のカッパドキアなどがあるアクサライ地方の料理が食べられる、数少ないお店だそうです(お店の人談)。

トルコから日本にわたって来た親切なスタッフが、地元の料理を出しているそうで、今回もトルコ料理についてスタッフを質問攻めにしました。

まずは前菜(メゼ)盛り合わせ。フムスは地中海沿岸ではよく出てきますが、やはりトルコ料理でも出てきました。左の黄色いのが、エキメッキというトルコのピタパンです。

羊のミートボール。薄いパン包み。トマトとヨーグルトのソースで食べるもので、意外にも日本人の味覚にもよく合う味でした。

店員さんが、故郷の石を削ってつくったのを取り寄せたという石の器で焼いたオーブン焼き。

ギョズレメというトルコ版ピザ。具材を上にのせるのではなく、中に入れるという調理法が面白いです。

ラクという、トルコのメジャーなお酒。度数がかなり高いことと、ウイキョウの香りがして、かなり強烈でした。トルコの人は、これとアイランという塩味のヨーグルトを代わる代わる飲むそうです。水で割ると白く濁るという特徴や、ライオンのミルクと呼ばれていること、地方によって色々な味があることなど、調べていくと色々面白そうなお酒です。

本場のトルコアイスは、そんなに伸びませんでした。お店の人に聞いたのですが、このトルコアイス独特の粘り気は、なんとランの根の粉末によるものだそうです。
正式名称はドンドルマというらしく、元々はアイスクリームとは違うもので、羊乳を使ってつくるそうです。甘みもあっさりしていて、確かに一般的なアイスクリームとは味も食感も全然違いました。


以前トルコに旅行に行った時は、あまり時間がなかったことと、イスタンブールでサバを焼いてパンに挟んだサンドイッチばっかり食べていました。

おそらく、このお店は日本人向けに味付けを多少薄くしてあると思います。

トルコといえばアジアとヨーロッパの交流地帯として、文化的にもすごく面白いので、是非現地のフレイヴァーむんむんなお店で食べてみたいです。

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