2008年5月27日

赤坂の和み系タイレストラン ナムサオ


Juniorです。

会社のメンバーに、すごく美味しいタイ料理屋を教えてもらいました。

Link :
http://namsao.net/

再開発が進む赤坂の駅前の雑居ビルの中にお店はあります。
階段をあがると靴をぬぎ、低いテーブルを囲んで座布団のようなものに座ります。
お店自体はこじんまりしていますが、窮屈さは感じず、友達の家に遊びに来たような感じで、不思議と落ち着きます。

お店の方のお願いで写真やメニューを細かく紹介は出来ないのですが、とにかく僕が今まで食べたタイ料理の中で一番美味しかったです。
どの料理もきっちりスパイスが効いていて、食べてるだけで汗が出てきますが、でもエグかったりしつこかったりしない、爽やかな辛さです。

特に、パクチーをあげたものをすりつぶしたエビのミソで食べる「パクチーのかき揚げ」は、今までにない新しい食感と香りで楽しめました。

やや金額ははりきますが、ここならエスニック料理があまり得意でない人も楽しめると思います。

まさに「GOOD TABLE SCAPE」です!





2008年5月24日

三軒茶屋の幸せになる洋食屋アレックス!


三軒茶屋のR246沿いにある小さな洋食屋アレックス。

http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13001439/

そこは、一歩足を踏み入れた瞬間に、誰もが男子校の柔道部員になれる場所です。

小さなお店の中の小さなカウンターに、遅めのランチタイムでもお客さんがぎっしり。

同じく小さな厨房では、ご夫婦と思われるお二人がナイスなコンビネーションでメニューを仕上げていきます。

メニューは、ボリューム満点のオーソドックスな洋食メニューです。
ハンバーグやエビフライや昔なつかしいナポリタンやポテトサラダがこんもりと盛られたワンプレート+シジミの味噌汁+ライスで、大体1000円前後。
ジューシィーなハンバーグ!とろとろのカニクリームコロッケ!ぷりぷりのカキフライ!

おなかにも財布にも優しい、街の洋食屋さんの鏡のような存在だと思います。

食べる量からお客さんの体調を気遣うなど、お客さんとのコミュニケーションが非常に近いです。

まさにこれこそ「幸せな時間がある食卓の風景」でしょう。

行くときは、是非おなかを空かせて行きましょう!


2008年5月18日

田植え初体験と「いただきます」の意味について


Juniorです。

スクーリングパッド農業学部のイベントで、成田への田植えバスツアーに参加しました。
これはJA成田が主催しているイベントらしく、ピースフルな開会式の後で、苗をもらってみんなで田植えをしました!

最初は泥に足をとられて戸惑いましたが、慣れるとスイスイ植えられるようになってきました。


オリジナルの「苗ボール」!


慣れてくると、泥の冷たさや田んぼの中に息づいている生き物のたくましい姿、日差しと涼しい風の心地よさなどが一体となって、すごく豊かな時間を過ごしている実感が湧いてきました。

苗を田んぼの中に植えることだけに集中していくと、余計なことを考える必要がなくなり、目の前の風景に入り込んでいくような感覚を覚えました。

純粋に「自分たちの命を支えてくれる生命をつくっていく」という行為は、ただひたすら祈ることにも似た、静謐な時間をくれることに気づきました。

田植え終了後は、JA成田でとれたお米を炊いていただき、豚汁と一緒にいただきました。

自分で持ってきた茶碗とお箸に、ゴハンと豚汁をよそっていただき、地べたに座って食べる。
「働いた後のゴハンはウマイ!」とよく言いますが、正直これほどとは思いませんでした。


自分がさっき植えたお米も、こうやっていつか食べられるお米になるかと思うと、本当にワクワクしてきます。
田植えそのもの以外にも、合間に「田んぼビーチフラッグ」をしたり、自分が育てた稲を表彰してもらえる「苗コンテスト」があったり、最後にこども達にドジョウやオタマジャクシをあげたりと、イベント満載でした。



最後に少しまじめな話を。

実際には、どんなに頑張って植えても、僕らのような素人が手で植えた田んぼと、プロの農家の方が機械で植えられた田んぼは、素人目に見てもその差は歴然です。

また、今回手伝ってくれた農家の方が、「実は俺達もこういう風に手で植えることなんてやったことない」という風におっしゃっていたのがすごく印象的でした。

やはり、このイベントも、都会の人向けのアトラクション、という意味合いが全くないわけではないのでしょう。

しかし、今回田植えを体験してみたことで、少なくとも「いただきます」と「ごちそうさま」の意味が、僕にはよりはっきりとわかるようになりました。

生産のことを何一つ知らず、ただ盲目的に消費することは非常に虚しいと思っています。

実際に生産する方の気持ちや苦労、そして喜びを、たとえ1%であっても理解しようとすることで、普段行っている消費という行為の意味がよりはっきりと認識できるはずです。

「つくる人の気持ちを考えて」とこどもの頃からみんな言われてきたと思いますが、やはり顔が見えない人の気持ちを想像することは、限界があります。

生産の現場を体験することは、消費をより意味深くします。

これからも、お米や野菜を食べる時は、今回の祈るような真摯な気持ちを忘れないようにしたいと思います。





2008年5月14日

農業についてまなぶ 「農業はビジネスなのか?」


Juniorです。

スクーリングパッド農業学部の授業がいよいよ始まりました。
Link : スクーリングパッド http://www.schooling-pad.jp/

ここでは、実際の生産者の方からメディアの方や政府関係の方まで、日本の農業に携わる方々を講師
に招いて、日本の農業の今後のあり方を考えていきます。

第一回目の講師は「増刊現代農業」という雑誌を刊行されている甲斐さんでした。
Link : 現代農業を発刊している 社団法人 農山漁村文化協会 http://www.ruralnet.or.jp/index.html

甲斐さんの主張は僕にとっては非常に新鮮でした。

■昔から、百姓というのはその言葉の通り、別に農業だけをやってきたわけではなく、農業以外にも家を直したり物をつくったりして、様々な仕事をしてきた。

■その基本に立ち返り、農業という単体の産業での収益化を目指すのではなく、地域の中で生み出されたお金がきちんと地域の中で使われる仕組み全体を考えるべき。

■日本の農業の力が弱くなってしまったのは、国の政策で単作による合理化を進めた結果、農業を中心とした地域の様々な収益化の可能性を狭めてしまったから。

■以上の理由で、今後は都会と地方をつなげるような取り組み、例えば医療やレジャーと農業を組み合わせて他の地域からも人を呼んできて、全体で収益化を目指すような取り組みが増えていくことに期待している。

 なるほど。

 僕を含めて、一般的には「日本の農業は合理化/効率化/大規模化が遅れているから収益化ができない」というように思っている人が多いのではないかと思います。

 しかし、甲斐さんの主張の根底には、元々日本の農村というのは非常にサイズの小さい集団単位であり、そこでは伝統的な人間関係に基づく住民自治やリーダーシップによって社会が構成されているのだから、それを無理に崩すことなく、その単位の中で住民の生活をまかなえるホリスティックな経済圏をつくる方が合っている、という日本の農村社会についての考え方があると思います。

 これは、農作地帯を単なる生産の場として捉えない、その住民の生活に目を向けた考え方です。
農村地帯がその周辺の生活者と都会の生活者に対して価値を提供し、その対価として収入を得るという仕組みは、農業を軸にしつつも今後も様々な発展の可能性があると思いました。

 日本の産業資本主義の発展期には、農村は労働力を搾取されながらも日本経済全体の発展に貢献しました。ポスト産業資本主義の現代において、再度農村が日本社会に対して大きな貢献を行う時期に来ているかも知れません。
 
 実際にどのような価値交換が行われているか、甲斐さんに事例を紹介してもらったので、これからもう少し詳しく見て行きたいと思います。

スクーリングパッド事務局による詳しいレポートはこちらから。
http://www.schooling-pad.jp/report/2008/05/post_179.html#

授業は毎回おいしいお米を実際に教室で炊いて、それを食べながらみんなで聴講をします。


神田明神薪能、屋台からっ風でどら焼きを販売!

カミヒゴです。

本日は、神田明神にて開催される、年に一度の薪能の日。

この薪能の主催者、青山イチーズギャラリーのオーナーと知り合いで、去年より屋台のお手伝いをさせていただいてます。

屋号の名前は『からっ風』。

今回は焼き芋屋『阿佐美や』の代表:いもこちゃんも加わって、去年よりパワーアップ。
私はスイーツ担当として、去年に引き続き、どら焼きを販売しました。

去年のレーズンバターサンドから、今年はさらにちょっと一工夫をして、
 ・そば粉のどら焼き(金時豆餡)
 ・きび砂糖のどら焼き(豆乳クリームと大納言小豆餡)   のミニどら×2個セット

当日の朝まで降り続いた雨のこともあり、少し数量を減らしてもっていったけど、見事完売!

その他のアイテム(三色お稲荷さん・手作りこんにゃくおでん・焼き蜜芋・ほうじ茶)も全体としてもほぼ完売という、和風ケータリングの大成功をおさめました。





今年からスポンサーとして、カメヤマローソクが入り、境内の至る所にローソクが置かれていました。

日本の朱色の中、ゆらめく橙の光。日本の良さを感じる一幕でした。


Link : 青山イチーズギャラリー  http://homepage3.nifty.com/ichys/
    阿佐美や  http://asamiya.org//


2008年5月11日

渋谷CLUB WOMBにカレーパンのケータリング!


カミヒゴ/かみひごです。

今日は渋谷のクラブWOMBにケータリングをしました。

クラブ系のイベントでは、皆おなかが減るので、ボリュームがあって味が濃いメニューが喜ばれます。

今回は自家製パンと自家製カレーで、卵/牛乳/化学調味料を使わずに、揚げずに作ってみました。
ヘルシーなカレーパンというものに皆さん興味を持っていただいた事もあり、即完売しました!

クラブイベント・アパレルブランドのプレスイベント・アートイベントなどに、デザインにも味にもこだわったケータリングをしています。
ご興味ある方は、info@tableskape.com までお気軽にご連絡ください!



2008年5月10日

池尻の良心的なビストロ SEA BREEZE

一度前を通って気になっていた、池尻のフレンチビストロ、SeaBreeze。

雨の土曜日に、1500円のランチを食べてみました。

お店は家族でやられているようなこじんまりした感じで、サービスも一人のみ。

それでもお店は満員で、地元のお客さんがそれぞれおしゃべりに花を咲かせていました。

料理は前菜とメイン一品ずつで、比較的ボリュームがあり、味付けもしっかりしています。
デザートまでしっかりついてこの値段なら、人気のわけがわかります。

店の前の植物もきちんと手入れされていて、非常に良心的なお店だと思いました。

普段使いができる、気持ちのよいビストロが見つかりました。また行きます。

Link : SeaBreeze http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13004807/




2008年5月9日

国産品がスーパーに増えた?



自宅近くのスーパーに行ってみると、野菜コーナーも、魚コーナーも、肉コーナーも、生鮮食品については目につくものはほとんど国産品、という状態になっていました。

どの商品も産地まできちんと書いてあります。

あくまで僕の個人的な印象でしかないのですが、以前はこんな状態ではなく、中国産の野菜などが並んでいたような気がするのですが,,,。

当然、生鮮食品には季節により仕入れる場所や金額などが変わるのは当たり前なので、

これが通常の季節のサイクルの中の動きなのか、最近の消費者の意向を受けての動きなのか、

もう少し意識して見てみたいと思います。


2008年5月4日

ついに突入!カフェマメヒコ本店!


カミヒゴです。

前を通っては、人の多さにあきらめていたマメヒコ。

雨の日のGW。今日こそはと入ってみました。

春のカフェラテとマメレットを注文。

マメレットは季節の豆をのせた、そば粉ときな粉の入ったガレット。

今回は、インゲン豆のガレットにしました。

まんべんなくとろけた、グリュイエルチーズとグラナパダーノチーズの香りと

インゲン豆のほくほく感、半熟卵のまったり感がとても合う。

美味しい珈琲とマメレットと、もう少し人が少なくて、落ち着いていたら

雨の日の読書には最適だと思いました。

そして、今年1月創刊のmamehicoのフリーペーパー。なんと、オーナーみずから執筆のようで、

豆を求める旅でのお話などなど。

文章はゆるいようでいて、こだわりを感じられるものでした。

珈琲にしても、フードにしても、決して安くはない設定。

クオリティを伝え、認められているからこそ、お客さんは途絶えなく来てくれるのか。

でも、もはや、マメヒコというブランドが出来上がっていて、納得の上、

来ているお客さんがほとんどな気がしました。

そこまでにもっていけた方法をもっと深くつきとめていきたいです。