ジュニアです。
三軒茶屋の商店街にある、肉屋さんがやっているトンカツ屋さん、川善。
もう30年以上もやっているらしいけど、肉屋さんが1階、トンカツ屋さんが2階で、なんだかそういう設定だけで美味しそうに感じるのが人間の性でしょう。
こういうお店って、昔は全国にたくさんあったのかも知れません。
肉屋さんが、肉の美味しい食べ方を教える。魚屋さんが、魚の美味しい食べ方を教える。八百屋さんが、野菜の美味しい食べ方を教える。
そういうコミュニケーションが減っていくことによって、料理をする機会も減っていくのかも知れません。
先日お話をお聞きした築地の青果市場の方も、「現在の小売り店舗は、バイヤーさんの知識が昔よりすごく少なくなっている」とおっしゃっていました。
商品に対する知識と理解の不足は、当然売り場での提案力の不足につながります。
ノスタルジーを抜きにして、商店街の個店という形態の価値を再考することは、非常に有意義だと思います。
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