2008年12月5日

自分の口に入れるものくらい、自分の頭で考えましょう。

ジュニアです。

突然ですが、日本の食べ残し率は、世界でトップです。

僕も普段から出てきた食事は全てたいらげることにしていますが、それは何も食いしん坊だからだけではなく、そういう意識を持たないと、食事に対して払う敬意が下がってしまうと思うからです。

そんな中で、こんなニュースがありました。

....................以下読売新聞のニュースを抜粋して一部変更.....................

「捨てるのモッタイナイ!賞味期限切れ品、スーパーで格安販売


「賞味期限が切れて2年が過ぎた炭酸飲料が10円、1年過ぎたチューブ入り調味料は38円――。東京都江東区の食品スーパーが、「モッタイナイ商品」と称して賞味期限切れの格安商品を専用コーナーに陳列している。
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 保健所から指導を受けても、「まだ食べられるものを捨てる方がおかしい。今の日本人は無駄をしすぎ」と撤去を拒否。「期限切れ」と明示しているので、日本農林規格(JAS)法違反には問えないという。

 ~中略~

 経営者によれば、本人が味見もし、品質に問題がないことを確認しているという。水野さんは、「戦時中は落ちているものも食べた。今の日本人はまだ食べられる食品を大量に廃棄しているが、犯罪に等しい行為」と話す。

 だが、各メーカーは取材に対し、「ブランドイメージに傷がつく」と困惑している。

 厚生労働省や農林水産省によると、細菌類の検出や健康被害がなければ食品衛生法には触れず、賞味期限を偽装していなければJAS法上も問題ないという。

 区保健所は度々、文書や口頭で撤去を指導してきたが、店側は従わなかった。同保健所は「品質がすぐ落ちるわけではないが、2年オーバーは想定外。商売人としてのモラルに訴えるしかない」と弱り顔だ。

 激安スーパーで知られる同店は地元では人気で、「数日ならまだしも、2年とは……」と驚く女性客(57)も、「安いから文句は言えない」と苦笑 い。常連客という別の女性(56)は「買う側の責任で判断すればいい。食べる物にも困っている人なら背に腹は代えられないと思う」と話していた。

以下ニュース抜粋終了

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個人的には、すごく良い試みだと思います。賞味期限をきちんと明示すれば販売しても構わないというのは、なかなかの盲点ですね。

現在までに噴出している食の問題というのは、消費者が自分が食べるものについての判断を行政やメーカーや販売側に丸投げし、責任をとってこなかった結果です。

現実的には、賞味期限を少し過ぎたくらいで食べられなくなるわけではないのですから、「どのくらいなら許容できるか」ということを自分で判断する必要が出てくるでしょう。

賞味期限はあくまで「一般の」目安でしかないので、それを自己の責任において食べて大満足する人もいるでしょうし、お腹を壊す人もいるでしょうし、おいしいと感じる人も不味いと感じることもあるでしょう。

きちんと食べ物について調べたりする必要が出てくるでしょうし、でもだからこそ食事が楽しかったり面白かったりすることにも気づけると思います。

それはとても自然かつ健全なことで、もしもこういう動きが大きくなるなら、消費者に「自分で判断すること」「食べ物についての最低限の知識があると選択の幅が広がること」の自覚を迫る良いきっかけになると思います。

消費者は自分が行う購買行動の選択によって、社会のあるべき姿を決定しうる力を持っています。

選択には責任が伴うという当たり前の事実を、みんなが考え直すきっかけになることを期待しています。

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