2008年9月10日

音楽が創り出す新しい世界 電子音楽と茶の湯と温泉と。



先日、京都と吉祥寺をベースに、茶室や寺院などの空間とエレクトロニカを組み合わせたユニークな活動をしているレーベル涼音堂のイベントに行ってきました。

今回は六本木のABCで、涼音堂所属のアーティストのライブと、サワサキヨシヒロさん/日本一の温泉評論家/涼音堂の代表の方のトークショーがありました。

涼音堂は最近鳴子温泉で、「温泉+チルアウト」というとてもユニークなチルアウトフェス「鳴子温泉音響フェスティバル=鳴響」をやって、STUDIO VOICEやBRUTUSでも取り上げられて、最近知名度があがっています。

この日はスライド付でフェスの説明があって、地元のおじいちゃんの民謡とエレクトロニカとの共演や、温泉につかりながらライブが聴けたりと、本当にチルアウトなすばらしいフェスだったようです。

TABLESKAPEがひそかに企画している「農作業+音楽」のプロトタイプのようなイベントもあったようで、来年はぜひ行ってみたいです。

涼音堂は最近でも京都の法然院で茶の湯と電子音楽のイベントをやっていますし、本当にスタイリッシュで文化的な活動をしています。

イベント終了後、涼音堂の代表の方とお話しましたが、里山チルアウトシーン、地方での面白い音楽イベントシーンが確実に盛り上がってきていると思います。

温泉好きのテクノアーティスト、サワサキさんはそれをテーマにしたコンピシリーズまで作ってしまうし、本当に面白いです。

トークショーの中でもそういう発言があって共感したのですが、もはや何でもかんでも東京というのは時代遅れになっていると思います。


LINKS

0 件のコメント: